無意識と意識の間で心理システムの自己組織化に関して

精神分析雑談:

無意識で病態が起きれば、病態は深ければ深くほど無意識の防衛機制や防衛機制での煩わしい迷路が複雑になり，防衛機制での一連の葛藤の迷路はは複雑さも「精巧」と言えるようになってくる。しかしそんな複雑さは無意識の「複雑な秩序を操る」知能ではないばかりか、翻って無意識の知恵崩壊こそそんな「精巧」な防衛機制の迷路の複雑さを出した。なぜなら，そんな「精巧」な複雑さが病人の意識および病人を診る精神分析者という病人の心理的病態を克服しようとする者に対する言い方や形象であり，無意識が健全な心理自己で自己組織化して円滑に葛藤を解決できることが欠けており、もともと無意識が健全げに自己組織化して整えるべきの秩序が整えてくれられず，延いてはその複雑な秩序が複雑に整えてもらおうとする期待状態が，手を焼く難問のような葛藤になり、急に解決されなければいけない衝突や焦りまたは不安など一次的形式から、様々なもっと具体的なテーマやストーリーのある症状たちなど二次さらにN次の派生段階の形式まで各種の様態で意識を騒がして、意識での介入を請求しなければいけないという目的性が認められるのである。

そんな具合と反して、健康な心理状態は複雑な葛藤などややこしく複雑な迷路らしい防衛反応がなくて，一見して簡単で「難度のある複雑さを制御すること」はなさそうけど，実にこれこそ健全な心理自己の知恵が見え、心理自己の無意識は健全げでそして円滑に複雑な秩序を既に自己組織化して整えておいて、複雑な情報の秩序配列をよく整えてから理解しやすい簡明化した様式に成らせ、意識に複雑な秩序を簡潔に凝縮して操りやすい情報を処理させて利用させる、という効率的な心理生活の発達資源利用の心理システムの知恵能力や過程や機能意味などが見えるのである。